tango freak @tokyo

東京でアルゼンチンタンゴを楽しんでます☆

映画『ラストタンゴ』の個人的な感想〜モヤモヤしちゃったよ

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3回みました。

納得いかない部分もたくさんあるけど、久しぶりに繰り返しみ観たタンゴ映画。

タンゴ映画って、あんまりいいのないよね。。。
タンゴって、なんか誤解されてるんじゃないかな?
少なくとも、私が素敵って思ってハマっているタンゴと世間のイメージが違いすぎて戸惑う。

 

 

完璧なるネタバレです!!!

鑑賞前の方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想を一言で言うと…。

こんなふうになりたくない。

って思った。 

ニエベスもコペスもなんて大人気ないんだ。。。こういうおばあちゃんになりたくないよぅ。

 

どうせなら、ニエベスの80歳を超えてもすっごくすっごくチャーミングで、本当に人気があって、愛されてるところも、ちゃんと描いて欲しかったな。

 

なんかさみしい、情けない気持ちになった。

 

タンゴってこういうのじゃないよ、ぜんぜん。。。

 

 

 

マリア・ニエベス

偉い人です!
もちろんなんとなく知ってたし、クライマックスに使われるルナ・パークでのビデオはリアルタイムで観てたから(世界大会はネットで配信されるんです。)、映画の中での、史実的な表現について、正直、あ〜これしかやらないんだって、がっかりした。

トロイロ楽団とかピアソラ楽団とかで踊ったことについてとか、コペスがどういう改革をしたのか、とか、彼女がコペスと別れた後、『タンゲーラ』というタンゴミュージカルに出演した経緯とか…。
いろいろあるじゃん???
それらについては、一切描かれていなかった。
ま、自伝読んでねってことかな?(苦笑)

 

くっ。英訳出てない。。。
スペイン語、勉強したいなぁ。。。

 

とにかく、コペスに惚れて、人生のパートナーとして捨てられても、そのまま別れることができなかったんだなぁ、というのは伝わってきました。

 

つらい。。。

 

子供を産めなかった話をしてるのをみて、ゲスの勘ぐりかもなのですが、あ〜これ、15歳くらいのとき、コペスや家族に言われて堕胎してるのかなぁ?まさかコペスに捨てられると思っていないのって、そういう理由もあるのかなぁってちょっと思ってしまった。

とにかく、コペスが好きで好きで、でも、コペスは、彼女をダンスの道具くらいにしか思ってなかったっていう。。。
コペスは、ニエベスのことを「彼女はストラディバリウス」って言うシーンがあったのだけど、背筋が凍りました。
すんごく褒めてるけど、それは、でも、あくまで道具じゃん。。。

 

タンゴを一緒に踊るということは、人として対等である方が楽しいと私は思う。

それでも、一緒にタンゴを踊りたい気持ち

タンゴは3分間の情事、タンゴを踊っている間は恋人なんだ、抱いている腕を離したくないって気持ちなんだ、って私は、タンゴを習い始めた頃、自分の先生から教えて貰ったのです。
それ以来、そのことをとてもとても大切に思って5年間練習してきた。

タンゴの非常に個人的な関係が一瞬で出来上がる感じが面白い。
もちろんそれは、相手によってすごく変わる。
初めて踊る知らない人ならば、この人はどんな人なのかなって知りたい関係だし、よく知っている友達ならば元気かなぁ?体調とか大丈夫かなぁ???って思いながら一緒に踊る=音楽を共有して過ごすのです。

つまり、ニエベスはコペスと踊っている間は、とにかく”恋人”なんですよ。

せ、せつなっ!!!

他の男ができても、ともかくコペスと踊ることを最優先に選んでしまう。。。自分も結婚すればよかったのにね。しなかったのは、コペスが好きだったんだからなんだって思って悲しかった。

タンゴ知らなくてこの映画みた人に知らせたいのは、ダンスパートナーでも、それぞれ別々のライフパートナーがいるってことは珍しいことじゃないです、それでとても良いダンスを踊っているんです、たくさんのダンサーが。

ニエベスが変わってるんだよ。。。もっとよく考えなよ、生きるってことも、踊るってことも。。。

 

と、突っ込みたくなるところが満載でした。。。

 

もちろんコペスもコペスだけど。。。

 

二人とも、なんとなくズルズルと。。。かっちょわる。

 

それと、それと、あぁ。。。貧乏だったんだ。。。

えぇ、たぶん、彼女がコペスと別れられなかった理由が、コペスと踊ると稼げた、ってこともあったと思うんです。
だからといって、老人になった彼女が、一人、家で植物に水をあげている姿は、なんとさみしいことか。。。

 

 

個人的には、80歳を過ぎて、昔愛していた男の悪口を言うような人生を送りたくないなと、つくづく。

 

なんかマリア・ニエベスって愛すべき偉大なダンサーなのに、なんかなんかちょっとケチつけられたような気持ちにも。

 

 

タンゴ界からの評価は低い気もします。

ブログとかに、この映画を取り上げて感想かいてるプロの先生、いないと思うな。。。。

 

 

なんかもっといろいろダンスのこととか音楽のことかあるですが、ともかく、とりあえず個人的にモヤモヤしたことを書いてみました。。。

 

たぶんその他のことについてもまた書きます。

でも、私はこれから映画『タンゴ・レッスン』もういっかいみるんじゃー!